
グーグル広告ポリシーの変更:住宅・求人・ローン関連の3分野
2020年6月11日グーグル広告でポリシー変更が行われたのは、住宅・求人・ローン関連の3分野について。
以下グーグルが新たにリリースした広告ポリシーについて意訳しています。
住宅・求人・ローン関連へのアクセスを改善すべく、新しいパーソナライズド広告のポリシーをアップデートしました。
私たちの長きにわたるポリシーは民族性・性的思考・国籍・障害などのデリケートなカテゴリに基づくパーソナライゼーションを禁止してきてきました。
これに加え、性別・年齢・子供の有無・配偶者の有無・郵便番号に基づいてターゲティングしたり除外したりするような求人・住宅・ローン関連の広告を禁止します。
10年以上にわたってアイデンテティ・宗教・性的指向などに関連するデリケートなカテゴリに基づくユーザーを対象としたパーソナライズ広告を禁止してきました。定期的にポリシーを進化させ、ユーザーを違法で差別的な行為から保護するようにしています。
出典:https://www.blog.google/technology/ads/upcoming-update-housing-employment-and-credit-advertising-policies
グーグルが住宅・求人・ローン関連の広告ポリシーを2020年6月のタイミングでアップデートしたのは、コロナウイルスのパンデミックが影響しているようです。
コロナによって職を失う人もいれば、住宅を新たに探す必要がある人もいる、そしてローンを組んで生活の再建をする人もいます。
3分野の広告を性別・年齢・子供の有無・配偶者の有無・郵便番号に基づいてターゲティングしたり除外したりすることは、差別だと考えられており、それらによって必要な情報にたどり着けずに困窮することを防止する狙いと考えられます。
FACEBOOKも同3分野についてのポリシー変更を報告済み
グーグル広告が住宅・求人・ローン関連についてのポリシーを新たにリリースした2020年6月の前に、FACEBOOk広告でも同じ3分野についてポリシーが変更されていました。
以下はFBからリリースされたポリシーの意訳です。
ポリシーでは広告主がFBツールを利用して差別することを禁止しています。
人種・性的指向・宗教などの保護されたクラスに関係するターゲティングから千に及ぶカテゴリを除外しました。
よって住宅・求人・ローン関連の広告を出稿したい人は、年齢・性別・郵便番号に基づくターゲティングができなくなります。
住宅・求人・ローン関連の広告は新しい家を購入したり、新しくキャリアをスタートしたり、クレジットを入手するのを助けるために重要でなので、そられの広告は人に害を及ぼすように使われるべきではないのです。
出典:https://about.fb.com/news/2019/03/protecting-against-discrimination-in-ads/
グーグルで広告出稿する人は参考にされてみてください。