
PPCアフィリエイトのLP作成について解説しています。
目次
PPCアフィリエイトのLPの役割は「販売ページへの誘導」成!そのためにできる施策
PPCアフィリエイトのランディングページ(LP)の役割は何かというと「広告主の販売ページへ誘導する事」に尽きます。
ASPのアフィリエイトリンクを使って収益を上げるというインターネットのビジネスモデルからして、自社LPから広告主販売ページへと飛ばすリンクを貼るのが前提ですから、これは疑いのない事実ですね(^-^)
ですからPPCでアフィリエイトをする場合は、せっせと誘導率を高めるに限ります。
誘導率と聞いて「何のこと?」と思った人もいるかもしれませんが、何のこともありません!LPにアクセスしてきたユーザーを高確率で販売サイトへ流入させるだけの話です。
[st-midasibox title="ポイント" fontawesome="fa-check-circle faa-ring animated" bordercolor="#FFC107" color="" bgcolor="#FFFDE7" borderwidth="" borderradius="5" titleweight="bold"]PPCアフィリエイトのLP作成のポイントは広告主販売ページへの誘導率を高める
誘導率= アフィリエイトリンクのクリック / LPへのアクセス
[/st-midasibox][st-kaiwa2]ひょっとしたらLPは販売サイトへ転送するだけの役割でいいってことですか?[/st-kaiwa2]
といったような疑問が浮かぶかもしれませんが、そうではありません。
まずはこの記事を最後まで読んでその疑問を晴らしてください(^-^)
それでは誘導率を高める具体的な施策(対策)をお伝えして行きましょう。
キーワードとLPの整合性が取れている
はじめに考えてみたいのが、以下ユーザーの検索からLP流入までのプロセスです。
■ユーザーの検索からLP流入までのプロセス
- 検索枠に気になるキーワードを打ち込む
- 検索上位に表示されたリスティング広告で気になるものをクリック
- LPに流入
- キーワードの検索意図にLPが合致していればLPを最後まで精読する
キーワードを検索枠に打ち込むのは「気になる事・悩みや課題」があってこそ。
「少しでも早く・少しでもよりよくなりたい」と思いながら、必ず検索する意図があります。
そうすると、検索意図にふさわしく流入したランディングページに悩みや課題を解決できるような情報を盛り込むのが必須。
つまり、入口であるキーワードとランディングページが整合性があれば、ユーザーは違和感なくLPを最後まで精読しようとします。
そうすれば、必然的にLPに残るユーザーは増え、一定率でアフィリエイトリンクをクリックして広告主の販売ページに飛びます。
つまり誘導率は「キーワードとLPの整合性」に関係するんですね。
これがリスティング広告費用を大幅に抑制するための重要なポイントにもなっています。
テキストばかりではなく画像をたくさん入れる
私たちが普段見ているリスティング広告って、画像がたくさん使われているのをご存知ですか?
私はよくいろんなリスティング広告のLPを拝見させいていただいて、「おー、こんな感じでLPがつくられているのかー」などと参考にさせてもらうのですが、LPのコンテンツが画像なのか、htmlで打ち込まれたテキストなのかを調べます。
以下のように右クリックして「名前を付けて画像を保存」が出てくるとLPのコンテンツは画像で、文字があったとしても画像の中に入れ込まれているんですよね。
出典:ソネット光プラス
そのくらいリスティング広告のLPは画像が豊富に使われているのが一般的です。
確かにPPC広告のLPを誰もが「目を皿のようにしてはじめから最後まで見尽くす」わけでは無いですよね。
「ボーっとしながらLPを眺める人」に合わせて画像で分かってもらったほうが「なんとなく眺めていたらサービスに興味を持てたから申し込みをした」などというパターンを多く増殖できます。
特にSEOアフィリエイトをしていた方にとっては「テキストによるコンテンツが命」と思われていると思いますし、間違ってもいないのですが、PPC広告のLPでは「テキストの内容を分かりやすく伝えるアイキャッチとしての画像」を意識されるのがおススメです。
適度な長さ
現在のインターネット検索はスマホユーザーが7割超です。
私の経験値ですと女性をターゲットにしたPPC広告を打つと、9割がスマホになる事もあります。
PPC広告のLPは、必然的に縦長になりますが、スマホユーザーに「何度も何度もスクロールしてもらって最後にアクションを起こしてもらう」というのは結構なストレスになるようなんですね。
閲覧する側としては「知りたい情報をコンパクトにまとめて納得させてよ!」といった願望が高いのでダラダラと続くLPよりも簡潔に絞られた情報の方がどちらかというと好まれる傾向があります。
サービスや商品にもよりますが、LPは適度な長さにとどめ、できるだけ短めにした方が無難です。
アフィリエイトリンクを踏んでもらうのが命!ランディングページができるのは?
アフィリエイトリンクにクッキーの仕組みがあるのをご存知でしょうか?
Cookieとは、ユーザーのディバイスに保存されるデータの事を言います。
アフィリエイトリンクが張られたリスティング広告でユーザーがリンクをクリックすると、いつ・どのドメインか・アフィリエイトの成果状況の情報がどうなっているか?がASPに伝わる仕組みになっています。※クッキーには個人情報は含まれていません
このクッキーが保存されている期間は決められていて、案件ごとに異なる場合が多いようですが、ASPの案件情報に「再訪問期間」として表示されている場合が多いので、参考にされてみてください。
出典:A8ネット
重要なのは、アフィリエイトの仕組みとして「成果の発生は最後にリンクを踏んだドメインに付与される」ということ。
[st-mybox title="ポイント" fontawesome="fa-check-circle" color="#FFD54F" bordercolor="#FFD54F" bgcolor="#FFFDE7" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold" fontsize="" myclass="st-mybox-class" margin="25px 0 25px 0"]一度自社LPにアクセスしてアフィリエイトリンクを踏んだユーザーが、再訪問期間中に販売サイトで購入などのアクションをすれば、成果の発生は自社に来る仕組みになっています。
[/st-mybox]つまりとにかく1度は自社のアフィリエイトリンクを踏んでもらった方がいいわけです。
自社LPにアクセスしてきてその場で申し込みするとは限りませんが、「やっぱりあの商品欲しい」などと思い出して販売主サイトに行き、そこで申し込みなどのアクションを起こすことは結構な確率であるのです。
それはどこで分かるのかというと、ASPの成果発生レポート。
以下はその一例で、①はクリックと成果発生がほぼ同時刻、②はクリックの5日後に成果が発生しており”再訪されて成果が発生したパターン”です。
だからとりあえずアフィリエイトリンクを踏んでもらうためのランディングページであることを意識したいんですね(^-^)
アフィリエイトリンクを踏まれるためのランディングページとは?
童話で北風と太陽ってご存知でしょうか?
北風と太陽が「どちらが旅人の上着を脱がせることができるか?」という勝負をします。
北風は風を無理やり吹かせて上着を飛ばそうとするけど寒がった男は逆に抑え込んでしまった、太陽はさんさんと光を放っただけで男は暑さから上着を取ってしまったという内容。
出典:wikipedia
閲覧者の立場になってみて「無理やり感が感じられるLP」にはどこかシラケると思いますよね。
[st-kaiwa1]これは誰もが経験済みだと思う(笑)[/st-kaiwa1]
逆に「商品やサービスの良さが感じられるLPにはこちらからアクションを起こしたくなる」のが自然、ランディングページでも「余裕の太陽がベスト」です。
アフィリエイトリンクを踏ませるだけのランディングページは、無理やり感を大放出するよりも、「思わずアクションを起こしたくなるつくり」にするほうが有利。
それはどんなことなのか?3つポイントを挙げてみます。
商品・サービスに興味が持てる
アフィリエイトリンクをクリックしたくなるのは、商品やサービスに興味を持てるからです。
PPCアフィリエイトのLPの作成側は一人のユーザーの立場として以下のような内容を伝える視点を持つようにして、閲覧者の興味を掻き立てるように意識します。
- なぜその商品サービスを使うとメリットがあるのか
- 他の商品サービスと何が違うのか
- 困っていたのになぜ快適になれたのか
- 結果が得られる機能や効果・スペックは何か?
「LPの作成側が一人のユーザーの立場として」伝えるべき理由は、「売り手が悪く言うはずがない・メリットしか言わない」というのが一般の閲覧者の根底にあるからです。
また閲覧者は芸能人によるステルスマーケティング(ステマ)にも慣れきっているので、一人のユーザーの立場として客観的に伝える視点を持つほうがステマと勘違いされず興味を持ってもらいやすいです。
ユーザーが知りたい情報が載っている=ユーザーニーズに合致している
PPCアフィリエイトのLPで紹介している商品サービスにユーザーが興味関心を持つには、ユーザーが知りたい情報を盛り込んでいるのが大前提。
これは前述の「キーワードとLPの整合性」で解説したとおりです。
だから、ユーザーを調べ尽くすに限る
商品・サービスに興味が持てる、LPにユーザーが知りたい情報が載っている、などといったところで「それをLPに出来たら苦労しないよ・・・」と思う所もあるかもしれませんが、
これは商品サービスを欲しがるユーザーを調べ尽くすしかありません。商品を欲しがるユーザーしか答えを知らないからです。
一体どうやってそんな事が出来るんだ?と思うかもしれませんが、PPCアフィエイトのLPを作成するにも流れがあります。
流れを知れば難しい話でもありません。
以下は難しいと考えられがちなPPCアフィリエイトのLPの作成を分かりやすくまとめた私のE書籍になっており、お勧めします。
[st-mybox title="参考" fontawesome="fa-file-text-o" color="#757575" bordercolor="" bgcolor="#fafafa" borderwidth="0" borderradius="5" titleweight="bold" fontsize="" myclass="st-mybox-class" margin="25px 0 25px 0"]PPCアフィリエイトのLPはこうやって作成する・加藤里奈の参考書
[/st-mybox]
クリックされやすいアフィリエイトリンクを使う
一昔前のPPCアフィリエイトのLP作成は、ペラサイトにアフィリエイトリンクをベタベタ貼り付ければいい!などといった風潮がありました。
出典:アフィリエイトb
今これをするとリスティング広告の審査に通りません。
「アフィリエイトリンクを貼り付けるだけのキャンバスになっている場合」はリスティング広告のLPとして存在する理由が無いと判断されるからです。
前述してきましたとおり「閲覧者が商品サービスに興味を持つコンテンツ」があるのが前提で、アフィリエイトリンクを貼るわけです。
アフィリエイトリンクにもクリックされやすいものがあるんですよね。
ASPでは「こんなアフィリエイトリンクがクリックされやすいよ」と解説されるのが多いですね。
実際にA8ネットさんのアフィリエイトリンクを例にしてバナーの大きさをご紹介します。
【レクタングル広告】
300×250
クリック率1.84%
336×280
クリック率2.13%
【ビックバナー】
728×90
クリック率3.38%
【ハーフページ】
300×600
※これだけビーグレンという化粧品のリンク
実際にどのくらいの大きさのバナーがどれだけクリック率が良いか?をテストした方がいて、以下はそのデータをお借りしました。468×60サイズのクリック率を100とした場合のグラフだそうです。
https://www.admarketech.com/
先程の「ASPでよく伝えられる”クリックされやすい大きさのバナー”」に出てきたものは、上のグラフのデータとほぼ同じだったようです。
- 336×280: ★★★★★ かなりクリックされやすい
- 728×90:★★ クリックされやすい
- 300×600: ★★★★★ かなりクリックされやすい
私の経験値ですが、同じ大きさのバナーを何回も繰り返して貼り付けると、閲覧者に機知感を与えてしまって「またバナーが出てきた」と思われかねないと感じています。
クリックされやすい大きさのバナーを「大きさを変えて」貼り付けて行く方が成果に結びつきやすい場合が多いと思いますよね。
また、画像を使うバナーではなく以下のようなテキストリンクも有効です。
A8.netの申し込みページはこちら
サイトが無くてもOK!
PPCアフィリエイトのLPに上のようなテキストリンクをいくつか貼っておくのもおすすめです^^
まとめ:PPCアフィリエイトのLPは、意図的なな自然さが重要
猛烈なプッシュでPPCアフィリエイトのLPを作成しては北風に風を吹かされた旅人のようなリアクションをされかねません。
だから超自然に自然を意図的にまとってPPCアフィリエイトのLPを作り込むのです!
とは言え
[st-kaiwa2]上の解説だけだと「へーそうなんだ」で終わりかねない[/st-kaiwa2]となりがちな場合、以下の私の書籍を参考にしてみてくださいね(^-^)
[st-mybox title="参考" fontawesome="fa-file-text-o" color="#757575" bordercolor="" bgcolor="#fafafa" borderwidth="0" borderradius="5" titleweight="bold" fontsize="" myclass="st-mybox-class" margin="25px 0 25px 0"] [/st-mybox]