
自分でリスティングをする際に以下をお伝えしています
- 重要なポイント
- 流れ
- 知っておきたい事
大前提として何もかも自分でするのは限界がありますので他者に一任も検討しながら、データを活用して独断と偏見を排除しながら運用していく視点が大切です。
それではまず「自分でリスティングをするメリットデメリット」からお伝えしようと思います。
目次
リスティングを自分でするメリット・デメリット
[st-kaiwa1]リスティングを自分でする上でのメリット・デメリットを始めにお知らせしようと思います(^-^)[/st-kaiwa1]
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- 結果をいち早く出したい時の即効性: 出稿して審査が通れば検索結果の上位に表示できる
- 自動的に集客: 見込み度が高いユーザーを磁石の如く自動で集められる
- 小額からテストできる: 最低額が決まっていない
- 運用をコントロールできる: 予算・地域指定・広告文などの掲載内容・有効無効など事細かに運用を調整できる
- データで効果計測できる: コストパフォーマンスはストックしたデータで判断できる
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- 広告費が必要: 言わずもがな ※運用するメリットがある状態に持って行ける
- 独断・偏見・改善点・不足に気付きずらい: リスティングの一番の難所はここ
リスティングを自分でする明暗を分けるのは「一番の難所」として挙げた独断・偏見・改善点・不足に気付きずらいといった点に尽きる気がします。
このためリスティングを自分でするには限りなく勘や行き当たりばったりを排除し、データに基づいて改善点をキャッチアップ・リスティングの目的に結び付く対策を即打つことが重要です。
データ以外に対策を打つための根拠はない、くらいに意識しておくと間違った方向には行きませんよ(^-^)
リスティングを自分で運用する流れと知っておきたい事
ここからはリスティングを自分で運用する流れと知っておきたい事をお伝えします。
大前提として他人に一部を任せるのも考える
自分一人でリスティングをするにも限界があります。
作業や運用の中で人に任せられる部分はないか?を把握し、社外の協力者を探すことも考えましょう。
自分で運用するにあたり以下必要とされる5つのリスティングのフェーズで、「自分が指揮を取れるポジショニング」であれば、基本はどの作業を他人に任せても構わないでしょう。
- 広告予算の調達
- 在庫の把握
- リサーチ
- ランディングページのデザイン・ライティング
- 効果計測・検証から改善策の実効
コストに見合ったパフォーマンスが発揮できているか?そこからどのようにリスティングを運用していくか?最低限これを自分で決定できる立場にあれば、他は外部の協力者に作業を依頼するのもありです。
他社に依頼する場合は「○○をして欲しい」と伝えるだけでなく「▼▼をするために○○をして欲しい」といったように依頼の意図を伝えると、思わぬ展開にならずに済みます。
ココナラ・クラウドワークスなど現在のクラウドソーシングサイトは使い勝手が良く、外部委託もしやすくなっていますので、困ったらまず相談だけしてみるのがおススメです。
ユーザーの検索意図を知り尽くす
リスティング広告をクリックしてランディングページを閲覧、商品サービスを活用するかどうかを決めるのはユーザーです。
ユーザーはそもそも自分に関係のあることにしか興味を示さない・時間も割かないという非常に分かりやすい身勝手な生き物です。
商品サービスを必要とするユーザーを想定し、ユーザーがなぜ検索に至ったのか?その意図を知り尽くす必要があります。
一番の難所として挙げた独断・偏見・改善点・不足に気付きずらいとは、リスティングは極限までにユーザーを理解して寄り添った配慮ができるかどうかにかかっているという極論を如実に物語ると言っても過言でありません。
ユーザーの検索意図を知り尽くすとはいったい何か?2つ挙げてみようと思います。
- 課題の中核にドンピシャで解決策を差し出す
- 感情に刺す
課題の中核にドンピシャで解決策を差し出す
ユーザーは「現状に不足している何か」を探してウエブ検索という行動に至ります。
悩み・課題・疑問・楽したい事を何らかのサービスや商品でもって解決できないか?と考えて検索するわけです。
その中には課題のレベルが非常に高い場合もあり、ユーザーごとにそこに至った背景も違っています。
このため、課題の中核にドンピシャで解決策を差し出す必要があるんですね。
商品のスペック・機能やサービスの概要は何処にでもある情報なので、ユーザーに「ここで購入する理由がない」という理由を与えかねません。
[st-kaiwa1]「何処にでもある」とは、例えばアマゾン・楽天などの最大大手ECサイトのような概要を伝えるだけに徹する情報です[/st-kaiwa1]課題を持つに至った背景が分かった上で「ユーザーの現実」をランディングページで表現すれば、ユーザーは「これは自分のためにある情報だ」と認識してランディングページを精読してくれるようになります。
感情に刺す
悩み・課題・疑問・楽したい事があって検索に至ったユーザーは、さまざまな経験を経て「ユーザー固有の感情」を持っています。
特に怒り・悲しみ・恨み・痛み・屈辱・羞恥心・苦しみなど負の感情のエネルギーは強烈で、自分で長く抱えておくのもしんどいから解決策を探してウエブ検索に至っているんです。
ユーザーの検索意図を知り尽くすと同時にユーザーの感情も理解するのが必須で、感情への理解を示すことで反応率も左右される程。
人は誰しも「何もかもわかってくれている」と感じるほど安心でき、課題が解決できるという期待を持ちますよね。
それは、無味乾燥な情報を羅列しただけのウエブサイトからは得られ難いので、個人事業主・アフィリエイター・中小企業がそれを担えばいいんです。
LP作成
リスティング広告においてランディングページ(LP)とは、ユーザーと自分を繋ぐための場です。
ランディングページはユーザーの検索意図を把握した上での文章はもちろんのことたいていの場合豊富な画像が使用され、視覚で訴求するケースが大半となっています。
このためランディングページにはライティングとデザイン性が不可欠。
自分でリスティングを行う場合、この2つの作業がプロ並みにできるわけでもないと思いますので、大枠をラフ画にしてプロにお願いするというのも検討しましょう。
今はココナラやクラウドワークスといったクラウドソーシングサイトで単発で仕事を引き受けてくれる人が多く、自分では気づかないような思わぬヒントをもらえたりもしますよ。
キーワード選定
リスティング広告はキーワードに連動して表示されるウエブ広告ですので、商品やサービスを利用しそうなユーザーが検索するキーワードを選んで広告を打つと目的が達成しやすくなります。
キーワード選定については以下の記事で詳細を解説していますのでご参考下さいね。
[st-mybox title="キーワードはLPへの流入の入口だ!" fontawesome="fa-check-circle" color="#FFD54F" bordercolor="#FFD54F" bgcolor="#FFFDE7" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold" fontsize="" myclass="st-mybox-class" margin="25px 0 25px 0"] [/st-mybox]出稿・運用
ランディングページの作成が終わったら、リスティング広告を出稿し、運用して行きます。
出稿には審査が必須となっていますが、広告のポリシーを逸脱していなければたいていは通ります。
出稿してリスティング広告をやり切ったように勘違いする人は多いですが、「データを貯めて広告の目的を高確率で達成できるように運用」しましょう。
運用に関しては以下の記事をご参考ください。
[st-mybox title="リスティングは「運用」するんです" fontawesome="fa-check-circle" color="#FFD54F" bordercolor="#FFD54F" bgcolor="#FFFDE7" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold" fontsize="" myclass="st-mybox-class" margin="25px 0 25px 0"]広告の目的を高確率で達成するためのリスティング広告の運用とは
[/st-mybox]
まとめ:自分でリスティングをするには
勘や行き当たりばったりの作業を排除し、データに基づいて改善点をキャッチアップ・リスティングの目的に結び付く対策を都度打っていけば、ユーザーからのリアクションは遅かれ早かれ取れます。
自分で何もかも行おうとするとどこかで限界を感じる場合もありので、自分以外のリソースを活用しながらリスティングを進めて行く柔軟な考えを持つようにしましょう。
私が執筆した「自分でリスティングをするための教科書」をご参考になってみてくださいね^^
[st-mybox title="自分でリスティングをするときに参考にしたい良書" fontawesome="fa-check-circle" color="#757575" bordercolor="#BDBDBD" bgcolor="#ffffff" borderwidth="2" borderradius="5" titleweight="bold" fontsize="" myclass="st-mybox-class" margin="25px 0 25px 0"] [/st-mybox]